感想読んでる方だけに。
息子&娘ver 息子は→雲雀蒼弥 娘は→雲雀ひな
※子どもネタが苦手な方は注意

三人寄れば文殊の知恵(会話分オンリー)


「僕はやっぱり、草壁さんは黒髪の方が好きだと思う」
「ほんと?ひな、かみくろいよー?」
「うん。父さんの子だもんね」
「?」
「遺伝子にはそういう決まりごとがあるんだよ」
「ふーん?」
「え、あったの?!オレ2人とも黒髪なの偶然だと思ってた!」
「・・・・・・母さん」
「だ、だってオレ理科はいっつも赤点だったしっ!」
「褒められたことじゃないよ」
「ぐっ・・・・・・蒼弥容赦ない・・・・・・恭弥さんみたい・・・・・・」
「ありがとう」
「スルー?!」
「おにいちゃん、ほかには?」
「僕も草壁さん本人には聞いたことはないけど・・・・・・和風好きだし、大和撫子、とか」
「やまとなでしこ?」
「清楚で凛としてて、慎ましやかで、男の人を立てる昔の日本風の女性のこと。
・・・・・・でも、ちょっと違うかもね。清楚で凛としてるのはともかく、無駄に男の言う事聞くのは問題がある」
「なんかよくわかんないけど、それっておりょうりできるー?」
「うん」
「じゃあひなもがんばる!」
「僕も一緒にやるよ」
「・・・・・・オレは?」
「母さんチョコとハンバーグ以外は危なっかしいんだもの」
「・・・・・・」
「あとは、父さんを優先してても理解してくれる、っていうのは重要だと思う」
「恭弥さん?」
「とーさん?」
「うん、草壁さんは父さんの部下だからね。奥さんより父さん優先することが多いだろうし」
「ああ、なるほど。草壁さん、あれで恭弥さん至上主義だもんねぇ」
「そっかぁ・・・・・・うん、わかった。さびしいけど、じゃましない」
「それでも草壁さんはひなのことも放っておいたりしないから、大丈夫だと思うけどね」
「でもさ、もうこうなるとむしろあれだよね。恭弥さんだよね草壁さんの好み。黒髪美人で凛としてて」
「ええーーっ!じゃ、じゃあくさかべさん、ひなよりおにいちゃんのほうがすきなのかなっ?!」
「・・・・・・!」
「ええ?!」
「だ、だっておにいちゃんおとうさんそっくりだもん!おにいちゃんすきなのはうれしいけど
おにいちゃんおよめさん?!ひなじゃだめ?!」
「た、確かに蒼弥は恭弥さんにうり二つだよね・・・・・・うわぁ」
「やっぱり?!どうしよう・・・・・・!」
「それとこれとは別だと思うんだけど・・・・・・それに、ひなは目元とか母さん似なのは確かだけど、絶対に可愛いから平気だよ」
「だいじょうぶかなぁ・・・・・・?」
「大丈夫だよ」
「うん、ありがとうおにいちゃん」
「蒼弥って実はタラシの素質が・・・・・・」
「何の話?それに僕はひな以外に可愛い女の子はいないと思うよ」
「・・・・・・」
「んー・・・・・・とーさん、とーさん・・・・・・ひな、強くなったほうがいいー?」
「え」
「そうだね。この事は別にしても強いに越したことはないよ」
「い、いやっ、そうとは限らないと思うけど・・・・・・」
「そうかな。強い事は大切だよ絶対」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・?」



「・・・・・・うんほんとなんでここまで似たんだろうな・・・・・・お母さんは嬉しいけどちょっと切ないよ・・・・・・」
「ひなはちゃんと母さんに似てるんだから、いいじゃない」




・・・・・・雲雀家は本気です。(草壁さん・・・・・・!

2007.12.13

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